優先順位をつける

こんにちわ、ふみです。
相変わらず将棋ウォーズ(fumi3110)では2級です。
(今日は3連敗。。。)
しかし今月は実は調子が良いのです(1級くらい)

 

前回、駒の動かし方などのルールについて書きました。
今回は優先順位について書きます。
昨今ではAIが流行っています。
将棋AIでは「評価関数」なるものが次の一手を決めるそうです。
この優先順位こそが将棋をする上で最も大切なことの一つであり、
いわゆるコンピュータに出来ない人間らしさが現れるところでもあります。

 

1.駒の優先順位
まずは基本、駒の優先順位から
前回の駒の動かし方で書いた順番の逆です。

歩 < 香 < 桂 < 銀 < 金 < 角 < 飛 < 玉

しかし、状況によって欲しい駒などは変わるので、上は絶対ではありません。
銀が好きな人は銀の優先順位が上がるのは当然です。
この優先順位を入れ替えたり出来ると、棋力は上がります。
しかし初めのうちは、上の優先順位が基本で良いかと思います。

 

2.駒以外の概念
将棋には「利き」という目に見えない状態があります。
さらに相手の駒⇆自分の駒の違いもあります。

少なくとも詰将棋においては、自分の駒の優先順位は下がります。
なぜなら、自分の駒の場所に、玉は動けないから。
詰将棋は、勝利を確定する手順です。どうやったら勝てるかを
考えるのが詰将棋です。
将棋で勝った時の気分は、なんとも言えないものがあります。
しかしその分、負けた時の悔しさも同じですが。。
詰将棋の王様の動ける場所は、以下の条件になります。

A.相手の駒の利きが無い場所。
 狙われている場所には動けません。
B.味方の駒の無い場所。
 ひとマスに2枚以上は置ません。!
C.相手の駒のある場所。
 動いてしかも取れます!
D.利きも駒も無い場所
 空白の安全地帯です。

さて自分の玉(自玉という)が狙われている時、優先順位はどうでしょう?
状況によりますが、まずA~Dどれから考えるでしょう?
おそらく順位は

A < B < C  < D

となるはずです。
Dの優先順位が高くなります。
しかし、相手の駒を取って使えるのが将棋、Cで相手の駒を取ってしまえば、
もしかしたら逆転のチャンスもあります。
Bの味方の駒の上には逃げることが出来ませんが、近くへ逃げれば、
助けになるかもしれません。

こうやって、優先順位をつけていきます。
当然、状況や、自分の知識、読みの深さによって、状況が変わるのが将棋です

次の記事で、棋力UPへのいくつかの方法を書きます。

私も頑張ります。