玉は包むように寄せよ

どうもふみです。

 

お題は「玉は包むように寄せよ」です。

 

この前間違えて覚えていた格言をこちら残します。

###

お題は、将棋の格言、「玉は囲うように寄せろ」です。

「たまは加工用によせろ」ではありません。

###

 

中盤から終盤にかけて、王様を追い詰める時の、

考え方のことです。

 

今月、将棋ウォーズ2.4級、あまり調子が良くありませんが、

先ほど良い戦いをしたので、こちらに載せます。

 

全部で13枚の連続した対局の画像です。

盤面の番号は先手後手、逆なので、左下から数が増えます。

(通常は右上から、数が増えます。)

 

1

王手を仕掛けた場面です。

しかし相手玉は、右側に広いので、このままでは寄せきれません。

 

2

逃げます。当然の一手です。

 

3

ここでこちら、飛車が右端にいたので、数の有利を利用して、

端歩を攻めます。

 

4

同歩と返してきます。

 

5

同飛です。攻めます。

 

6

当然ですが防御します。

一番安い駒で防御するのが良いです。

こちらは理に適った守りです。

 

7

しかし、端歩を突き捨てたので、歩を打てます。

次に歩成で「と金」を作るチャンスを作ります。

 

8

角で飛車を狙ってきます。

 

9

飛車を逃げます。

ついでに、角に当てます。

これで角の応手を求めます。

 

10

馬を作って悪くない展開です。

図の番号で、次に▲33桂成、△同馬、▲42銀打

が強いです。

 

11

歩を「と金」にします。

次に△89と、で銀取りになります。

 

12

同銀と、と金を払います。

 

13

しかしこれで77銀が浮きました。

△77馬、これで飛車取りとなり、こちらが有利な展開です。

 

最後の画像でわかりますが、一気に相手玉が狭くなりました。

 

左から香車の上に金を打って、王手を仕掛けます。

 

それでは攻めきれないので、右から攻めることを考えます。

今回は端歩から、上手く「と金」を作って、守りをはがすことに成功です。

 

それにしても、相手玉は左側の4筋にいるのに、一番遠い9筋を攻めました。

 

出来れば、王様に近い5筋、6筋あたりを攻めるのが良いのです。

例えば 2図 の時に△55歩は良かったかもしれません。

 

しかし今回は、遠くても相手の駒の繋がりを外して、

間接的には77銀を取ることが出来ました。

 

つまり9筋を攻めたことが、結果として7筋を攻めた事に繋がりました。

 

こんな場合もあるのかと、攻めのレパートリーが増えたので、

今回はブログに書かせていただきました。

 

ぜひ参考にしていただけると幸いです。

 

今回はこれまでです。